日常も感想もイラストもなんでも綴る、まったりブログ
PCのテンプレートも変えてみました。変えたことが無い宅にとっては珍しいですね。
でも結構暗い感じですよね…近いうちにまた変えるかも。(えー)
さてさて、かなり放置気味な小話行きます。
この話は一体何なのか…私の中でもまとまっていません…(最悪)
こども育成計画-幼児期・2-
言われてみればそうだ。
似ているも何も、黒鋼が幼くなったらこんな感じだろうと言うくらいに似ていた。
「だから黒様Jrなんだよー」
「何なんだよその名前は!決めるならしっかり決めろ!」
ご飯をたらふく食べた黒鋼Jrは、しっかりとゲップを出した後にもう寝入ってしまった。今はファイの腕の中で静かにしていた。
「ほら起きちゃうよー、声量下げてー」
「っ、お前なぁ…とにかく、どうするんだよこいつ」
黒鋼は布団を敷き直すと、そこに黒鋼Jrを寝かせた。
「どう見ても黒たんの子でしょう?責任もって育ててよー」
「あのなぁ…産んだのは、お前だぞ」
「!!!黒様!!親権放棄!?やだーもう黒りんってばサイテー」
「をい!!」
黒鋼とファイはその場から立ち上がると、リビングに向かった。
「とりあえずオレは洗い物とか洗濯物とか片付けるから、それまでに名前を決めといてよ」
「何で俺が!?」
「黒ぽんの子だもん!当然でしょ?」
そう言うと、ファイはキッチンの方に消えてしまった。
黒鋼は頭を抱えるしかなかった。
ふ、と。
目覚めた時は布団の中。
床に敷かれた布団なのでそのまま外に出る事が出来た。
ハイハイで歩き回って見つけたのはティッシュ箱。それをおもむろに掴むと、思いっきり引いてみた。
ティッシュは一枚出てきた。しかしすぐに新しいティッシュが顔を出した。
なんて面白いのだろう。
ティッシュの様子が何とも面白く、何回も何回も繰り返してはティッシュが再び出てくる様を眺めた。
しばらくすると、ティッシュが切れてしまい出てこなくなってしまった。
散乱したティッシュの紙を他所に、ハイハイでまたも歩き出した。
その先にはゴミ箱があった。手で突付いてみたらいとも簡単に倒れ、中身が辺りに散った。
中身が出てきた事に面白さを感じたので、中に入っていたゴミを掴んでは引っ張ったり千切ったりした。
そうこうしている時、後ろからドアの開く音が聞こえた。
「ち、ちょっとーーーーーーーー!!!」
ファイが奇声をあげた。手にはこれから洗う洗濯物で溢れていた。
「何だ!?」
「黒様ーーーー!?黒様Jrをちゃんと見ててよーーーーー!!!」
顔を出した黒鋼にファイは怒りを露にしていた。
そんな様子を他所に、黒鋼Jrはゴミを散らかし続けるのだった。
そしてその日の収穫も無かった、と小狼に言われ、2人は頭を抱えるのだった。
続く
―――――
終わりの兆しが欠片も見えないのですが。(ええ)
でも結構暗い感じですよね…近いうちにまた変えるかも。(えー)
さてさて、かなり放置気味な小話行きます。
この話は一体何なのか…私の中でもまとまっていません…(最悪)
こども育成計画-幼児期・2-
言われてみればそうだ。
似ているも何も、黒鋼が幼くなったらこんな感じだろうと言うくらいに似ていた。
「だから黒様Jrなんだよー」
「何なんだよその名前は!決めるならしっかり決めろ!」
ご飯をたらふく食べた黒鋼Jrは、しっかりとゲップを出した後にもう寝入ってしまった。今はファイの腕の中で静かにしていた。
「ほら起きちゃうよー、声量下げてー」
「っ、お前なぁ…とにかく、どうするんだよこいつ」
黒鋼は布団を敷き直すと、そこに黒鋼Jrを寝かせた。
「どう見ても黒たんの子でしょう?責任もって育ててよー」
「あのなぁ…産んだのは、お前だぞ」
「!!!黒様!!親権放棄!?やだーもう黒りんってばサイテー」
「をい!!」
黒鋼とファイはその場から立ち上がると、リビングに向かった。
「とりあえずオレは洗い物とか洗濯物とか片付けるから、それまでに名前を決めといてよ」
「何で俺が!?」
「黒ぽんの子だもん!当然でしょ?」
そう言うと、ファイはキッチンの方に消えてしまった。
黒鋼は頭を抱えるしかなかった。
ふ、と。
目覚めた時は布団の中。
床に敷かれた布団なのでそのまま外に出る事が出来た。
ハイハイで歩き回って見つけたのはティッシュ箱。それをおもむろに掴むと、思いっきり引いてみた。
ティッシュは一枚出てきた。しかしすぐに新しいティッシュが顔を出した。
なんて面白いのだろう。
ティッシュの様子が何とも面白く、何回も何回も繰り返してはティッシュが再び出てくる様を眺めた。
しばらくすると、ティッシュが切れてしまい出てこなくなってしまった。
散乱したティッシュの紙を他所に、ハイハイでまたも歩き出した。
その先にはゴミ箱があった。手で突付いてみたらいとも簡単に倒れ、中身が辺りに散った。
中身が出てきた事に面白さを感じたので、中に入っていたゴミを掴んでは引っ張ったり千切ったりした。
そうこうしている時、後ろからドアの開く音が聞こえた。
「ち、ちょっとーーーーーーーー!!!」
ファイが奇声をあげた。手にはこれから洗う洗濯物で溢れていた。
「何だ!?」
「黒様ーーーー!?黒様Jrをちゃんと見ててよーーーーー!!!」
顔を出した黒鋼にファイは怒りを露にしていた。
そんな様子を他所に、黒鋼Jrはゴミを散らかし続けるのだった。
そしてその日の収穫も無かった、と小狼に言われ、2人は頭を抱えるのだった。
続く
―――――
終わりの兆しが欠片も見えないのですが。(ええ)
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