日常も感想もイラストもなんでも綴る、まったりブログ
そこは町外れにある畑。霧が立ち込めて、辺りの様子は余り見えない。
そのような場所に、侑子とワタヌキはいた。
その畑にはアヤカシが住み着いているという。そうっとワタヌキが顔を覗き込ませると、畑の影が揺らめいた。
ずぞ、と姿をあらわにしたアヤカシはまるで巨大蛇のようだった。しかし、瞳が異常に大きい。
ワタヌキを見るなり飛びかかって来たが、何かを感じて逃げてしまった。
ワタヌキには元々アヤカシを引き付ける力があるが、今はドウメキの清浄な力が備わっているので、アヤカシも容易には近づけない。
アヤカシが身を潜めた間に、ワタヌキは畑から離れた。
その時、向こう側から人影が見えた。この人気のないところに一体誰が、と目をやると、そこには黒鋼とファイが居た。
しかし黒鋼は手傷を負っていて、ファイに抱えられるようにしていた。ぐったりとしていて、意識も無さそうだ。
ファイが侑子の姿を見つけると、声を上げて呼んでこちらに近づいてきた。
どうやら敵と交戦中に次元の歪みが生じ、気が付いたらこの場所にいたとの事。
二人の後方の霧も晴れ始め、辺りが見渡せるほどに霧が晴れると、後ろの方にどうやら交戦中だったと思われる獣の姿をした敵が現れた。
ワタヌキが後ろ!と叫ぶが、ファイが振り返ったときには獣の爪が振り下ろされていた。
ざしゅっ…
ファイの前に立ちはだかった黒鋼が、その身に爪を受けた。ファイを守る為、無意識の行動だったのか。
黒鋼が倒れると、ファイは再び黒鋼を抱えなおしてワタヌキたちと合流すると、近くの小屋に避難した。
「この小屋に結界を張ったから、しばらくは入ってこれない筈よ」
侑子の言葉にファイは胸を撫で下ろすが、黒鋼の痛々しい姿を見ると表情を歪めた。
―――――
ていう、夢を見た。(爆)
自分どんだけ黒ファイ好きなんだよってくらいに黒ファイ贔屓な夢でした。
本当はワタヌキが2人を見て「旦那と奥さん」的な発言もしてましたし、小屋に入ってファイさんってば濡れた服を乾かす為に上半身裸になってくれましたしね。…おいおい私、落ち着けww
折角なんで、小説仕立てで書いてみました。
因みに夢の中の設定的には30分番組仕様でした。(えええ)
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