忍者ブログ
日常も感想もイラストもなんでも綴る、まったりブログ
2024.09 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
[175]  [174]  [173]  [172]  [171]  [170]  [169]  [168]  [167]  [166]  [165
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PCのテンプレートも変えてみました。変えたことが無い宅にとっては珍しいですね。
でも結構暗い感じですよね…近いうちにまた変えるかも。(えー)


さてさて、かなり放置気味な小話行きます。
この話は一体何なのか…私の中でもまとまっていません…(最悪)




こども育成計画-幼児期・2-




言われてみればそうだ。
似ているも何も、黒鋼が幼くなったらこんな感じだろうと言うくらいに似ていた。
「だから黒様Jrなんだよー」
「何なんだよその名前は!決めるならしっかり決めろ!」
ご飯をたらふく食べた黒鋼Jrは、しっかりとゲップを出した後にもう寝入ってしまった。今はファイの腕の中で静かにしていた。
「ほら起きちゃうよー、声量下げてー」
「っ、お前なぁ…とにかく、どうするんだよこいつ」
黒鋼は布団を敷き直すと、そこに黒鋼Jrを寝かせた。
「どう見ても黒たんの子でしょう?責任もって育ててよー」
「あのなぁ…産んだのは、お前だぞ」
「!!!黒様!!親権放棄!?やだーもう黒りんってばサイテー」
「をい!!」
黒鋼とファイはその場から立ち上がると、リビングに向かった。
「とりあえずオレは洗い物とか洗濯物とか片付けるから、それまでに名前を決めといてよ」
「何で俺が!?」
「黒ぽんの子だもん!当然でしょ?」
そう言うと、ファイはキッチンの方に消えてしまった。
黒鋼は頭を抱えるしかなかった。

ふ、と。
目覚めた時は布団の中。
床に敷かれた布団なのでそのまま外に出る事が出来た。
ハイハイで歩き回って見つけたのはティッシュ箱。それをおもむろに掴むと、思いっきり引いてみた。
ティッシュは一枚出てきた。しかしすぐに新しいティッシュが顔を出した。
なんて面白いのだろう。
ティッシュの様子が何とも面白く、何回も何回も繰り返してはティッシュが再び出てくる様を眺めた。
しばらくすると、ティッシュが切れてしまい出てこなくなってしまった。
散乱したティッシュの紙を他所に、ハイハイでまたも歩き出した。
その先にはゴミ箱があった。手で突付いてみたらいとも簡単に倒れ、中身が辺りに散った。
中身が出てきた事に面白さを感じたので、中に入っていたゴミを掴んでは引っ張ったり千切ったりした。
そうこうしている時、後ろからドアの開く音が聞こえた。
「ち、ちょっとーーーーーーーー!!!」
ファイが奇声をあげた。手にはこれから洗う洗濯物で溢れていた。
「何だ!?」
「黒様ーーーー!?黒様Jrをちゃんと見ててよーーーーー!!!」
顔を出した黒鋼にファイは怒りを露にしていた。
そんな様子を他所に、黒鋼Jrはゴミを散らかし続けるのだった。

そしてその日の収穫も無かった、と小狼に言われ、2人は頭を抱えるのだった。



続く

―――――

終わりの兆しが欠片も見えないのですが。(ええ)
PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
翡翠 潤
性別:
非公開
趣味:
睡眠
自己紹介:
話題の方向性が無い雑多な日記ですが漫画やアニメの話が多いです。

たまにツイッターに出没します→jun_ururu
カウンタ-
Powered by Ninja Blog Photo by MIZUTAMA Template by CHELLCY / 忍者ブログ / [PR]